19歳


ふれて ふれて つめたくなる前に




俯く横顔に 不安感じて

覗き込んだら 口塞がれた

泣いたように笑うな。 と

言ったのは あなたでしょう

あの時の あなたのように

あたしは あなたの 頭を抱いて

そっと そっと キスを降らせた





ベットに投げた 携帯は

騒がしく 同じメロディ 繰り返し

おまえも 同じこと 繰り返してるだけ

そう笑われているようで

思わず そのまま 裸足で 出かけた




一昨日から 感じた 寂しさ

麻痺して 身体から 飛んでった

こうして人は 寂しさ を 乗り越えるのではなく

感じなくなっていくのだろう

悲しいけれど 哀しいけれど




いまでも 思い出せば

胸は焦がれて 涙腺は壊れて

空ばかり見ていた あたしを

靴を気にする おんなのこ に

変えてしまうけれど




ねえ どうか 居なくならないでね

最後の欠片まで なくなってしまったら

あたしは 消えてしまうから




何度でも求めて 何度でも答えるよ

「アイシテル 」

プラスチックの セリフを

何度でも 半永久的に 





繰り返す


Writer's Comment

タイトルは大人ではないけれど、ある程度の痛みや甘さを経験した年齢なんじゃないかと思ってつけました。

こんなのただのお遊戯だとしても
やめられない人って多いんじゃないかなって思います。

読んでくださった方、ありがとうございました。


2007/4/29

Back