最後の天邪鬼


ほうら 此処にいるよ




やさしい声が 甘い甘い 似合わない空気さえ

飲み込んでしまうようで

触れたら 壊れてしまうような気がしたから

ただ 赤い顔隠して 触れられるの 待ってた





ふと 見た 切符

恋のおまじない 100パーセントの相性

たかが それくらいで

電車の中 泣けて 泣けて 咽てしまった

叶わないこと 知っていたから





強がりなんかじゃなくて 負け惜しみでもなくて

見えた結果に 嘘なんかつけなくて

足跡だけ せめて つけてみた

ここに存在したこと

あなたでも あたしでもない 他人に

見つけてもらうために




あたしの 心を守る強さ

まだ 持ち合わせていないまま 恋に落ちて

傷ついたこと 傷つけたこと

いつかは 笑い話に出来るかな




さよならの準備 もう出来たから

伝えて あたしは 居なくなる だから





その日は ほんのすこしだけ

あたしのことだけ 考えてね


それは それは 愛しいあなたへ の




最後の 意地悪


Writer's Comment

卒業の季節ですもんね。

読んでくださって、ありがとうございます。


2007/3/13

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