my world


此処からの景色 全部嘘の色




四角い街の中 三角の目をした大人達

震える両手を 止められない 子ども達

張りつめた空気 高い高い 金切り声

青々とした緑だけが 恐ろしい程

鮮やかなだけ





せめて空が青かったら

飛んでみたいって言えるかもしれない

でもね そんな希望さえ持てないの

ただ ちいさくなって 眠るだけ





キラキラのネオンは魅力的

ニセモノの笑顔はお得意だもの

苦しい 苦しい あたたかくて 冷たい街

此処からの景色は 寂しすぎる




信じ込んでいた 

此処からの世界が 全てだってこと

汚れて 悟ったような顔で偉ぶるってことが

大人になるっていうこと

逃げ出すことは いけないことだってこと

休んでばかりじゃ ダメになるってこと

完璧じゃなきゃ 愛されないってこと




そんなの違うって 否定して欲しかった 

それが 真実




他人が 言ってくれないなら 自分で叫べばいい

愛してくれないと嘆くなら

自分から 愛して 触れてみればいい

目印が無いと言うのなら 月を頼りにすればいい





それは 案外簡単で 案外難しい





出来ないならば 自分守ったっていい

此処からの景色が 全てなんかじゃない

自然は叫ぶよ




座り込んでみたら

意外と鮮やかな 世界が広がる 

それも不可能じゃない




飛べないなら 膝抱えて 座ってもいい

走れないなら 歩いてもいい

だって そうでしょう?





あなたの「生きる」世界は

あなただけのモノ

生きている それだけで 



幸福な奇跡 だってこと


Writer's Comment

 社会に対する皮肉も込めつつ希望が届けばいいなって思いながら書きました。
 読んでくださった方、ありがとうございます。


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