陽の方へ


たとえば愛しい 感情だとか



触れる熱が あたたかいと

感じて 何だか 泣きたくなって

指に 息吹きかける 仕草に

何だか ぐらついて



暗い 奥底で しゃがみこんでいた

膝抱えて 小さい自分が より ちいさく

キラキラしたもの 触れたかったモノ

今 伸ばせば 何にだって 触れられる

そんな気がして また 自己嫌悪



鳴るのは あたしを 罵倒する 声 ばかり で

また突き落とす 奈落の底へ

ちいさくなって ひとり 揺れる の



前は 此処が 大好きで 

外 は 汚くて 自分だけが 綺麗 だって。

怖いから 言い訳 良い ご身分 ね



だけど

暗闇が好き と 言いながら

あたしが向かうのは 

明らかに 光 の射す方で

花の蕾 みたいに 僅かな光 も 零さぬよう

真っ直ぐ 光に 向かっては 手を伸ばす



気付かせてくれたのは そう



たとえば愛しい 感情だとか

泥にまみれた 本音 だとか

どうしようもないけど 好きだってこと



一番に聞いてほしいのは 

たった の あなた だけだってこと


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