逃避者


逃げた ただ 意識もなく





いつのまにか 閉じた扉

誰も入れない 入れない

暗くて 深い 底なしの不安

抱えた腕は 無意味に太くなった





猫背の背中に映るは 鮮やかな太陽光

眩しすぎて 痛い

求めてた光さえ もう遠い





瞼の上の 鮮やかなパステルカラー

俯くあたしには 意味があるのだろうか

長めの爪 愛されたくて ただ





欲しがってるのは 無償の愛

見返りも 報酬も いらないと

抱きしめてくれる ぬくもり

離さないで 繋ぎ止めてくれる あたたかい手





寂しいよ 苦しいよ

鏡の前 ひとりで泣いて 一人芝居





見つけてほしかった 壊してほしかった


抱きしめてほしい






今でも 願ってます 祈ってます


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