欠片探し


あなたの欠片 見つからないよ




ずっと 楽しみにしてた

まるで ちいさな子供のよう

指折り 何度も数えて

空が白むのを 待った




やっぱり 雨 だね

誰かが唄う 綺麗な唄のように

あたし達の想い出 全部雨

水色の傘 くるくる回して

水たまり 覗き込んだ

あの日のふたり 映らないかと






遠くから 見つけた

遠かった 何もかもが

距離も 心も 想い出さえ

自分のモノじゃないように 思えてしまって





あの日なんて 本当はただの夢

時達に 遠回しに そう言われてる

そんな確信 いつも自信の無い あたしの確信

泣きたくなった

いくつも あなたの欠片 探そうとするのに





見つからないよ 

想い出じゃ もう 自分守れない

「きみ」から「あなた」へ

呼び方が 変化した日も

雨 で 水色の傘 残酷




ふたつの傘 並べたかった

ひとつの傘 二人で寄り添いたかった




ばいばい が さよなら へ


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