どうどうめぐり


春風でさえ 暖めてくれない





その響きは あたしを

捕らえる もう随分長い間

なんてことない 会話のなかで

ふとした優しさ 眩暈がする





口には出せない 伝わらない

叶わないし 届かない

ちいさな心 膝を折り 抱きかかえては

あの日のふたり 想い描いて





今も 昔も 変わらないきみ

優しさ故の 曖昧さ

変わってないね きっと気付かないんだろう

その優しさが 魅力にも 凶器にもなること





痛い優しさ 感じたくないくせに

目で追えなくなると 不安になった

もっともっと 素敵な人は 星の数程 いるだろうけど

出逢ったのは 間違いじゃない きっと





やわらかい響き 優しい痛み

ずるいよ

ちょっと離れたのに またあたしの心

誰かの元から 此処に戻すの

こんなの 言い訳だけど





悔やんではいない 繋がろうとも思わない

だから

想っていないなら 届けないで

優しい痛みなんて 





もう 求めてないよ


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