溺愛ジレンマ


言葉の鎖さえ 極上の幸福



あなたの手と 繋がりたくて

必死で伸ばした アタシの右手

指先は触れるのに あと少し 足りないの

言葉で言えれば 繋がるかもしれない

この状態さえ 心地良いなんて おかしいかしら?

でも

所詮 アタシは小心者

言葉にする 術さえ知らずに

遠回しな行動しか 出来ないでいるの

ビクビク ドキドキ

いつだって 怯えてる



あなたのくれる曖昧な言葉は 

アタシの全て支配して

まるで 鎖のよう もう動けないわ

名前 1回 呼ばれる度

また惚れ直してるなんて 言ったら

あなたは笑うのかしら?

気まぐれかもしれない そう あなたは自由

アタシのように 堅い人じゃないもの



ねぇ 特別な言葉 アタシにだけ

   チョウダイ?

このままの関係(いち)なんて うんざりなの

白黒つけて

たとえ 黒い結果だとしてもいい

なんて 全て 本音なわけじゃないけど

このままじゃ 辛すぎるの

強がりが もう 涙に変わりそう

それだけ 溺れてるの 欲しているの

アタシを見て そして 笑って?



いつもの あなたで 名前を呼んで?


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