グレークレーよ、白くなれ


消えて欲しいと願っていた
でも弱虫の そんな横暴を
聞き入れる神などいない

たとえるなら灰色無罪の気分
ベースは白のはずなのに
どうして黒が混ざってるの
どうしてそんな色が
この世界にはあるの

今なら思える
永遠なんていらない
こんな気持ちを抱えて
苦しみ続けるのはもう嫌だ

ああどうして
あなたがそこに立っていて
途絶えそうな息を吐いていて
壊れそうなものを見つめる目をしているの

鬼ごっこはもういいよ
私の負けにしてくれていいから
よどんだこの気持ちだけには
負けたくはないんだよ

そうして強がったのは最後
朝から降り続く雪の中
凍えて冷えた両腕で
抱きしめられたその胸の中で
思うことはただ一つ

「はなさないで」


Writer's Comment

 深夜から初めて寝るまで、という時間制限で書き上げてみた。1時間くらい言葉遊びをしながら、こんなものができました。
 結局寝る予定の時間をとっくに過ぎてるし、いつもと雰囲気が違うのでしっくりきたとはいえないんだけど。それこそ灰色無罪の気分。ちぐはぐさが今の気持ち。

 好きなものの過剰摂取は嫌悪に繋がると思っていて、でも本当に好きか嫌いかは初めからはっきりしている。
 だから前半は無茶苦茶でも最後はとにかくストレートでいいかな、ということでああいう風にした。
 「だいすき」とかではストレートすぎるし、凍える体を抱きしめられるっていうのをイメージした上でのストレートなラストとしたらあの言葉しかないかなと。思いました。


2009/2/28

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