Seasons


君がいることが
当たり前の世界に

変えていくのは時間
変わっていくのは想い

ある時は強がって
ある時は恐れた
君はきっと
変わらないままで

季節が巡っていく中に
人生という時間が巡る中に
君と出会えたんだ
そのうち、別れてしまう
そんな運命だとしても

もうすぐ雪が降るだろう
桜はきっと来年も咲くだろう
確実な別れへのカウントダウンに
それぞれの季節が彩られてゆく

いつか一緒に見た月は
切ないくらいに輝いていたね
君と別れたとしても
夜と、月は
君を思い出させるだろうね

始まりの喜びと
終わりの切なさを
巡るたび感じていくけれど

始まりは、何もかもがぎこちなかったね
今もそんな風に感じている中で
少しでも近づきたいと思ったんだ

然るべき時に訪れる別れも
時間を刻んで生きてゆく喜びがあるから
一瞬一瞬を大事にしていきたいから
永遠なんて絶対望まないんだ

今が想い出になってしまう前に
限りある時間の中で
君がいなくても生きてはいけるけど
君と過ごしていくことが
生きていく楽しさなんだ

まずは出逢えたことに感謝しよう

ありがとう


Writer's Comment

 今年2作目。
 今回も実体験に基づいて。最近、充実してるかもしれないなと思う中で書いてみたんですが。

 恩田陸の『夜のピクニック』に「何かの終わりは、いつだって何かの始まりなんだ」っていうフレーズがあって、俺は高三じゃないからまだピクニックの面々よりは
1年余分に高校生活はあるわけだけど、これからの未来に背中を押してくれる感じがとても心地よかった。
 失うことを恐れたら、その先にある楽しみまで失ってしまうんだよね。
 そんなことを自分の肌でも感じるようになって、今の想いを綴ってみた。ものすごく大切な、生まれたての想いを。
 一瞬一瞬の日々を、これからの出逢いを楽しんでいきたいなあと。ピクニックとは違って、まだまだ終わらない高校生活が本当に楽しみな今日この頃。
 それでも、あっという間なのかもしれないけどね。

 読んでくれた方、ありがとう。


2006/10/26

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