シェルター


私が抱いている
嫌悪感
劣等感
寂しいとか苦しいとか

君にも伝えたかった


私がどうしても苦しくて
持ちきれなくて
抱えている
「助けて」


眠れない夜に煙草をふかして
凍えそうなベランダで夜を明かしていることとか

それでも

この身が千切れそうになっても
戦っていることとか

わかってもらうだけじゃなくて

おんなじだけ
苦しんで欲しかった



甘えているなんて思わなかった
気づきもしなかった

君もおんなじだけ
「助けて」を
抱えていることなんて
理解しようとも思わなかった


私は私を正当化したかっただけかな
それとも
それすら通り越して無感情になってたのかな

いま
懐かしいあの場所に降り立って

あの日のように君が隣にいる錯覚を覚えた
フェンスの脇で抱き合って

終電を見送ったあの日みたいな

おんなじにおいがした


いま君に会えるなら
私はあやまりたい


そんで
あのときよりも強くなった私が
君の「助けて」に
「助けてあげる」って
言ってあげられるような気がした



それも
私の自意識過剰、
かもしんないけど


2009/11/8

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