0、1秒


一瞬どうでもよくなる
そんな瞬間が

確実に来て

ダウンジャケットの裾
弱く握った

首をかしげて
笑い返す君


"本当はあのまま
キスしちゃいたかった"


少し背の高い君
少し背の低い私


"背伸びして
はにかむ君の唇を
私の唇で"



君は笑うかな
それとも驚くかな
それとも怒るかな


その瞬間は
限りなく近い未来
確実に訪れる


君の目に私が
かすかに映った瞬間
確実に訪れる



願わくは



甘い甘いくちづけを


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