untrue


あの頃肩にもたれていた私も
かじかんだ手で瞼をなぞった君も
何も間違えていなかった
そうでしょ?

唇を覆うように二人
おそろいのマフラー

冷たい風が
嬉しく思えたのは初めてだった
いつもより感じる君の体温

雨上がりはスキップ
水溜まりに飛び込んで

泥にまみれて
それでもはしゃげたのは君がいたから


ねぇ、何も間違えてなかったよね?
キスも温度も
寂しさも切なさも
涙もいとおしさも


何も間違えじゃなかったよね?
二人で決めた記念日も
二人で決めたさよならも


ねぇ、間違ってないよね?
別の道選んだ、私達



ねぇ、その選択は
けっして間違えじゃなかったけど



ねぇ、それは
けっして正しくもなかったよね?


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