白い日


ひろげた白いノートに太陽が反射して、私は目を閉じた
響く鉛筆の音と
ささやく笑い声と
晴れた日のグランドはとてもきれいだね
まぶたに光をあてて
あの日のことを思い出したんだ

あぁ、ふざけながら通り過ぎた日々を
いつまでも懐かしむのはまだ子供ってことかな
シャーペンをもてあそぶ君のクセも
みんなで回した小さな手紙も
ほら、よそ見してたらあてられるよ
涙に気付かないふりができたのも
まぶたの裏の光が暖かかったからだよね
暖かな瞬間だったから、きっと

長い廊下を走った日々を

階段でふざけた日々を

みんなと一緒だった真っ白なときを

まぶたの裏に残すよ



ゆっくり、目をあけた



涙は、気のせいだよ


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