いつかの、風景


ああ、私は間違えていなかったのね。




『必ず帰るから、待っていて』

一言残し、去ったあなた。

友達は、やめろっていった。
私が壊れるだけだって。
苦しむだけだって。

知っていたけど。
意外と私、強情で。

待ち続けた。

何度、辛い涙の味、味わったかしら。
何度、眠れない夜、すごしたかしら。



けど、この風景は。
共鳴しあう鼓動は。

ああ、あなたなのね?

信じて待ち続けることは、とても偉大だと。
心から思うわ。



いつかの風景、もう一回、見れたわ。




あなたの腕の中の風景。


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